モン=サン・ミシェルに憧れて

フランス好きの都内の会社員のブログ。フランスのこと、語学勉強のこと、アロマテラピーのことなんかを徒然なるままに書いてます。

悩める就活生の皆さんへ

いつもとは違って、ちょっと真面目に。

 

今日、会社の中で緊張の面持ちをした

就活生を見かけました

会社説明会か何かに来ていたようですが

すごく緊張した面持ちで

黒いスーツを着て、髪の毛を一つにまとめて

鞄をしっかりとつかんでいました。

 

まるで何年か前の私みたいだなー

あんな顔して会社の中を歩いてたなー

なんて思い出して少し懐かしかったです。

 

就活をしていた時はなぜか

「内定がもしも取れなかったら絶体絶命だ!」

みたいに考えていました。

 

 

ただ、社会にでて振り返ってみると

あの時どうしてあんなに思いつめていたのだろう?

と思います。

 

この疑問が頭をよぎった時に

就活時代にゼミの教授に言われた言葉を

思い出しました。

「内定が取れなかったら恥ずかしいと思ってない?」

就活が思うように進まなくて

追い込まれて、泣きそうになっていた私に

かけてくれた言葉です。

確かに、あの時私は

「内定が取れなとこの先食べていけないかも」

と恐れていたわけではなくて

「他のみんなは“大企業”から内定をもらっているのに。

いくつもの会社から内定をもらっているのに、

自分だけ内定が一つももらえなかったら

恥ずかしい。」

そう思っていました。

 

そんな私に先生は

「内定が取れなかったからといって

君の価値が下がるということは全くない」

「だから、恥じる必要はどこにもない」

 

そう声をかけてくれたのです。

 

当たり前といえば当たり前のことですが

この言葉のおかげて、心がすっと軽くなったのを

いまでも覚えています。

 

就活がうまくいかなくて落ち込んでいる人

焦っている人。

たくさんいると思うけれど、

そんな人には教授が私にかけてくれた言葉と

同じ言葉を掛けたいと思います。

 

「でも、友達が、周りの人がなんて思うか。。。」

 

さらに言葉を重ねる人がいたら

先生が私にかけてくれたもう一つの言葉を

おくります。

 

「内定の有無で人の価値を決めるような人のことは

ほっておきなさい。」

 

悩める就活生の皆さんへ

就活に疲れてしまったら、

就職が出来ないこと自体ではなくて

なにか別のことのために余計な心配していないか。

少し立ち止まって、暖かい紅茶でも飲みながら

考えてみてください。