モン=サン・ミシェルに憧れて

フランス好きの都内の会社員のブログ。フランスのこと、語学勉強のこと、アロマテラピーのことなんかを徒然なるままに書いてます。

やりたいことリスト100

今年もゴールデンウィークが始まりましたね~

初日のこの贅沢な気持ち、たまりません 笑

のんびりできる時間が久しぶりにとれたので、最近知り合いに勧められた

「やりたいことリスト100」というものを書いてみました。

 

思えば叶う、紙に書くと叶う、なんていうこともよく聞きますが

「やりたいことリスト100」とはその名の通り、自分がやりたいことを

どんなものでもいいから100書き出すというもの。

日頃、これやりたいなーと思っていること、結構あるつもりだったんですが

いざ書き出してみると全然書けない 笑

まさかの20個目で一回目のストップ。気を取り直して、下のようなサイトも

見つつ書き出していきましたが今日は50個で一回中断しました 笑

 

書けば叶う!「やりたいことリスト100」のつくりかた | マナビシェア

 

書き出した50個の中にはフランス関連のものもやっぱりちらほら。

 

・南仏のグラースに行く

カルカッソンヌの城塞を見に行く

・DALF C1に合格する

・仕事でフランス語を使う・・・etc

 

自分の手帳に書いただけではなくて、ブログにも書いたんだから

いつか叶うはず。いや叶えてやる!という気分ですが。

 

次にフランスに行く機会があったら、最初2つは一気に叶えたいと思います!

 

まずは南仏のグラース。

グラースは香水大国フランスの中でも特に香水産業で有名な南仏の小さな町です。

香水の都グラース 世界に誇る香水産業 – マイ コートダジュール ツアーズ

いかにも南仏らしいカラフルで可愛らしい街並みと、たくさんの香水工房。

香水の原料となる花を育てる花畑など、フランス好き、香りもの好きとしては

行ってみたくてたまらない街です。

香水工房の中には自分で香水を作ることができるところもあるということで

グラースに行った際にはぜひオリジナル香水を作ってみたいですね~

 

guide.travel.co.jp

続いてカルカッソンヌ

ヨーロッパ最大の城塞都市として有名で、ユネスコ世界遺産にも登録されている町です。まさにおとぎ話、映画の世界から抜け出してきたかのような巨大な城塞。

世界史おたくだった高校時代に世界史の便覧(懐かしい響きですw)で目にして以来、ずっと行きたいと思っている町です。

カルカッソンヌ | フランス観光 公式サイト

 

グラースもカルカッソンヌもパリからはかなり離れており

日本からは少し行きづらい。。。

トータル15時間ぐらいはどちらも必要なよう。。。)

5月ごろに10日間ぐらい、休みをとっていきたいなー

ゴールデンウィークの時期の高い飛行機代をぽんって払えるぐらいのお金欲しいなーw

 

なんて思いつつ行きたい場所に思いをはせるだけでもなかなか楽しいですね。

 

やりたいことリスト100に書いたから、近々きっとどちらにも行っているはずです 笑

 

「人事異動」「寂しい」でググってしまう春

春、卒業・入学・入社・人事異動の季節ですね。

 いろいろな別れが寂しくて、ついgoogleで「別れ 寂しい」「離れる 寂しい」

「人事異動 寂しい」などとググってしまう方w同じようなことを考えている人がここにも一人いますよ 笑

 

今年は自分の異動がなかったため、見送る側になることが多かったポワロです。

入社4年目という年次もあって、転職する同僚もちらほらといる中で

見送る側と、見送られる側。見送る側の方が寂しい。

ふと思いました。

 

見送られる側はこれから先どんなことが待ち受けてるんだろう。期待・不安・緊張

興奮。きっといろいろな気持ちを抱えていて、寂しいが100%ではないけれど

見送る側には寂しがる気持ちの余裕があるのかもしれないですね。

 

見送られる側は新しい環境の自分の居場所を作っていくけれど、見送る側は見送った

人がいた部分にその分穴が開くのを目にするから寂しいのかもしれません。

 

それから、もう一つ。これは会社に限ったことですが、異動や転職をすると今まで毎日

顔を合わせて家族や恋人よりも長い時間を一緒にすごしていた人が「元上司」「元

同僚」となってしまい、急に関係が希薄になってしまう感じも寂しいのかもしれま

せん。

仕事がきっかけで一緒にいた関係だから、それがなくなってしまったらなんだか会う

機会が無くなってしまいそうで寂しいといいますか。

自分から誘って会う機会を作ればいいんですけどね。

 

なーんて。しんみり考えつつ、離れると寂しい、と思える人に会えたのは

幸せなことだな、ともしみじみと感じます。(苦手な上司が転職したときは全然

寂しくもなんともなかったので 笑)

 

学生の頃、社会人の知人が「好きな季節は春か秋。でも春は寂しいから秋の方が

好きかなー」と言っていたことをふと思い出しました。

当時は、春は花もどんどん咲くし、夏が近づいてきてどんどん暖かくなるし

いろんな出会いもあるのにどうして寂しいんだろう。と不思議に思っていましたが

彼女が感じていたのもこんな気持ちだったのかもしれないですね。

私もちょっと大人になったんでしょうか 笑

 

文字に起こしてみると、寂しさがちょっと紛れてきた気がします 笑

同じように寂しさをかみしめてる方、紙に気持ちを書いてつかのま寂しさに

ひたってみるのもよいかもしれません。

気になる気になるカリグラフィー

気付けば1年以上もブログを更新してませんでした!

Le temps passe trop vite!!(時が経つのは本当に早いですね!)

 

仕事を始めてから毎日があっという間に過ぎていき、

気付けば「時間ができたらやりたいこと」リストがどんどん

長くなっています。

「時間はできるものではなく、作るものだ!」

そんなお叱りの言葉がどこからか飛んできそうですが 笑

 

そんなやりたいことリストに一番最近追加されたのが

カリグラフィー

 

日本の書道のように、アルファベットを様々な美しい書体で

書く手法のことです。

クリスマスカードなどを買うとおしゃれな書体でメッセージが書かれているのを

見かけることもあるかと思いますが、あんな文字を手書きしてみよう!

というものです。

 

スティーブジョブズスタンフォード大学で行った有名なスピーチの中で

印象的な授業としてカリグラフィーを挙げていたため、あのスピーチを

きっかけに知った人もいるのではないでしょうか。(カリグラフィーの授業をとっていたから、MACは美しい書体を持っている。もしカリグラフィーの授業を取っていなければ美しい書体をもったPCは存在しなかっただろう。だってWindowsMACのパクリ

だからね!とジョークも挟みつつ)

スティーブ・ジョブス スタンフォード大学卒業式辞 日本語字幕版 - YouTube

 

カリグラフィーに興味を持ったきっかけはテレビのNHKフランス語講座

現在は女優の常盤貴子さんが生徒役として、パリ周辺の様々な場所を

訪れながらフランス語を勉強するスタイルの番組になっています。

旅するフランス語 | NHKゴガク

 

番組の中で、常盤さんはその回で学んだ便利な表現を

万年筆(?)でノートにきれいに書いていくのですが

それがとにかく素敵なのです。

フランス語の表現はそもそもとてもきれいですが

ゆっくりとつづられるフランス語を見ていると心が癒されます 笑

 

私もあんな風に自分の好きなフランス語の表現をノートに書いたり

日記をフランス語で書いてみたい!

と思いカリグラフィーをググり始めました。

まずは眺めるところから、と思いインスタグラムで#calligraphyと検索してみると

素敵な作品がたくさんでてきました。

 

作者の人のページに飛ぶと、どうやら都内で教室を行っている人も

ちらほらと。

第二歩として、まずは単発の教室に行ってみようと思います。

(素敵だなーと思ったサイトをいくつか紹介します。)

Calligraphy Days (@calligraphy_days) • Instagram photos and videos

縁文師 雅子(emoshi masa-ko) (@masako.7663) • Instagram photos and videos

→Calligraphy_Daysさん、emoshi_masa-koさんのように素敵なカードを作って贈り物に添えたらプレゼントがさらに素敵なものになりそう

Peter (@letter_boy) • Instagram photos and videos

→美しい文字をがサラサラとかかれる動画が見られて、いつまでも

眺めていたくなります

 

有言実行できたら、ぜひこのブログで報告と感想をお届けしたいと思います!

 

ではでは。

 

 

パリとクラシック

最近、社内にオーケストラ部創設の動きがでてきて、

参加したいなーとうずうずしているポワロです。

 

パリ、といえば言わずと知れた音楽の都

クラシック音楽をしている人にとっては憧れの土地ではないでしょうか

 

私もクラシック音楽を聞いたり、バイオリンをかじってみたり

プチ クラシックファンです

 

音楽の専門家ではないけれど

クラシック音楽を聞くのが好き

大学時代オーケストラ部だった

のだめカンタービレが好き!

 

そんな方は、パリに旅行する際には是非普通の観光スポットだけではななく

パリっ子の生活に根付いたクラシックスポットを楽しんでみて下さい。

 

そこで今回はクラシック好きにオススメのスポットを3つ

紹介してみたいと思います。

 

まず、第一弾

Rue de Romeに出かけてみる

https://www.google.co.jp/maps/place/Rue+de+Rome,+Paris,+フランス/@48.85687,2.3498438,14z/data=!4m2!3m1!1s0x47e66fb46a88c70f:0xddc726d11ef35dfa?hl=ja

→Rue de Romeとは、パリの北西部のサンラザール駅のすぐ隣に

位置する通りの名前。

日本語だと「ローマ通り」。

楽器屋さんに楽譜屋さんなど、音楽関連のお店が

ずらーっと並んでいます。

 

ウィンドウに飾られている楽器を見ながら歩くだけでも楽しいですし

旅行の記念に、楽譜を買ってみるのもいいかもしれません。

お店に入ると、

「何かお探しですか?」

とお店の人が聞いてくれる事が多いです。

フランス語わからーん

と心配せずに、気軽に英語でバイオリン コンチェルト モーツァルト

などと説明してみて下さい。

(ちなみに、フランス語では作曲家の名前の発音が日本とは違うので、そこだけ

要注意です。モーツァルトはモザー。バッハはバック。など。紙に作曲家名を

書いていくと安心かもしれません)

パリのお店の店員さんは、フランス語が出来ないと

ちょっと扱いが冷たい。なんてこともありますが(⌒-⌒; )

音楽を愛する気持ちに国境はない!とううことなのか

楽譜屋さんの店員さんは英語で説明をしても親切に接客してくれます 笑

 

地元の音大生なども多いようで、楽器ケースを抱えた人も

多く見かけます。

留学などで、少し長めにパリに滞在する

というかたは、貸し楽器屋さんもたくさんあるので

楽器を借りて、地元のオーケストラサークルのようなものに

参加してみるのもいいかもしれません!(貸し楽器の値段はピンキリですが

初心者用の安いものだと、1年間5万円以下で借りられます)

 

 

 

ZAZ à Tokyo!!!!

シリアスな記事が続きましたが、今日はうってかわって。

 

半年以上前から楽しみにし続けていたZAZのコンサートに、おとといついに行ってきました!!!

ZAZについてはこちらの記事をどうぞ↓

  

mont3michel.hatenablog.com

 

いやー楽しかった!歌いっぱなし、興奮しっぱなしの二時間でした( ´ ▽ ` )ノ

 

会場は渋谷のオーチャードホール。いわゆるコンサートホールなので

最初はみんな静かに椅子に座って、曲が終わると盛大に拍手というかんじ。

でも楽しそうに全身で歌っているZAZ を見ていたら

 

じっと座ってなんて聞いていられない!!!

 

ということでみんな徐々に手拍子をし始め、

ZAZの

Debout!Debout!(立って!立って!)

という声に合わせて、最後はみんなスタンディングで大きな手拍子

 

フランス語がわかろうがわかるまいがそんなのはどうだっていい!

最後は会場全体大盛り上がりでJe Veuxを熱唱しました。

 

ZAZのチャーミングでパワフルな曲を聴きながら

パリに想いをはせた1日でした。

 

Paris sera toujours Paris!
La plus belle ville du monde
Malgré l'obscurité profonde
Son éclat ne peut être assombri

パリはいつだっってパリ!

世界で一番美しい街

深い影の中でも

その光は陰ることがない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シリアの空爆に対する疑問

パリでの同時多発テロを発端に、シリアへの空爆強化の動きが広がっているけれど

オランド大統領が、フランスを守るために空爆を強化する。と言っている事に対して

強い違和感を感じる。

 

その理由は主に3つ

 

何よりもまず、空爆によってシリアの人々を殺すことが正当化されていいのか。

ということ。民間人が誤爆によって命を奪われるという事はもちろんあってはならない。そして同時に、平時には凶悪な犯罪者一人を死刑にする事に対しても「残虐だ」と非難し人権を尊重するヨーロッパの国々が、テロへの報復のために(周囲の人を巻き添えにしてでも)テロリストを殲滅する。と声高に叫んでいることに対して疑問を感じずにはいられない。

 

2つめは、空爆はテロリストを根絶やしにするどころか、テロリストを増やす結果にしかならないのではないかと言うこと。10人のテロリストを殺したとしても、家族を奪われ、生活を奪われ強い憎しみを抱いた20人の潜在的なテロリストを生み出しては何の意味もない。フランスに住んでいる友人たちも空爆が激化すればテロも激化するのではないか、と不安がっていたし、それは残念なことに充分にあり得る話である。

 

そして最後に、同時多発テロが起きてすぐにシリアへの空爆強化が声高に叫ばれたとことに対する疑問。なぜテロが起きたのか。どうすればテロを防ぐことができるのか。考える前に、今見えているものをただたたきつぶせ。というのは余りにも短絡的だと思う。ガンになった時に対症療法的に痛み止めを飲んで動き続ける。お金がない時に、当座しのぎに借金を続ける。どちらも、その場しのぎの対策を取り続ければ事態はますます悪化するの誰の目にも明らかだ。

テロが起きたから、今いるテロリストを殲滅する。これも全く同じような結果しか生まないのではないかと思う。

 

フランスを守るために空爆をする。本当にフランスを守りたいのなら、もっと他できることがあるのではないか。

シリアからの難民を受け入れるとテロの危険性が高まる。ならばなぜシリアへの空爆を続けるのか。

疑問が次から次へと湧いてくる。

 

じゃあ、何か他の解決策があるのか、と言われるとわからないし、しがない東京のOLがこんなことを書いても仕方がないかもしれない。

でも、事態を少しでもよくするために、どうしても声があげたくてこの記事を書いた

 

このブログは本当は、フランスを含めた私の好きなものについてを書くつもりで作ったものだけれど。

事態が落ち着いて、また私の好きなフランスについて明るいニュースにもっともっと出会える日が一刻も早く訪れますように。

 

 

 

 

 

パリでのテロについて、「私」が感じたこと

先週は仕事がとても忙しくて、夜10時頃まで残業する日も。

土曜日の朝は目覚ましを気にせずのんびりできる幸せをかみしめつつ、お昼前まで寝ていました。

目が覚めてふとfacebookをみたら、Paris Attackについて友達の大量の安否確認情報が目に飛びこんできて、血がサーと下がるのを感じました。

 

11月13日に起こったパリでの同時多発テロ

 

パリという大都市で起こった

無差別に罪のない人の命を奪った

世界中の人が哀悼の意を表した

テロと断固戦う必要があると再認識させられた

シリアの現状を改めて考えさせられた

 

世界中で沢山のまくら言葉がつき、哀悼の気持ちと論争を巻き起こしている大惨事が起きてしまいました。

 

色々と考えることもあるけれど、まず最初に感じたのは単純になんて痛ましい事件なんだというつらい気持ち。しかもその事件が、大好きな国フランスで起きてしまったということに対する悲しさ。そして、とても個人的なことだけれど、何よりもフランスにいる沢山の友人達が無事でほっとした、という気持ちでした。

 

今回の悲惨なテロについて、様々なニュース、論評が飛び交っているけれど、正直なところパリにいる友達が無事でよかった。どうかこれからも無事でいてほしい。そんな気持ちが一番強いです。

 

テロという問題を解決するためには、第三者は事態を冷静にとらえ同じような惨事を繰り返さないためにはなにができるのかを考えるべきだ。ということは頭では理解していても、自分にある意味近いところで起きた事件のため、どうしても感情面でもやもやとした気持ちが先にきてしまいます。

 

テロやその他の残虐な事件、戦争や内戦が起きても、どこか遠くでおきていることで、それこそ第三者的に眺めてる自分がどこかにいます。

ただ、今回の事件については「もしかしたら大事な人たちが被害にあっていたかもしれない」という恐怖心でとても他人事とは思えませんでした。

 

フランスのテロばかりフォーカスされて、シリアでは毎日たくさんの人が殺されているのにそのことは全く取り上げられない。

 

そんな批判も出てきています。

今までだったら

たしかにそれはそうかもしれない。

と思ってそれだけだったかもしれません。

 

ただ、今回

 

もし、私が留学していたのがパリではなくシリアだったらどんな気持ちなのだろう

 

とふと考えました。

シリアで爆撃があったというニュースを聞くたびに、土曜日の朝に感じたような血の気の下がる気持ちを感じて、どうかどうか友達が今日という日を無事に過ごせますように。と恐怖を感じながら毎日をすごしていたのではないかと思います。毎朝、毎晩、niftyのニュースでNHKのニュースで、現地のラジオで大規模な爆撃がなかったかをチェックしてfacebook上で友達の安否を確認して。

正直、ぞっとしました。

 

そこでまた現実に戻ると、想像の中にいるシリアの友人を危険にさらしているのはフランスを始めた他の国々の軍隊だ、ということを思い出してどうしようもなくいたたまれない気持ちになりました。

 

そんな悲しい気持ちと、恐怖と、出口の見つからないようないたたまれない気持ちが今心の中でもやもやと渦巻いていて。たまらなくなってこの記事を書きました。

 

全く考えはまとまっていないけれど。

 

大切な人たちに平穏な暮らしが戻ってくることを心から願います。

そして今回亡くなった人たちに哀悼の意を表して。